会社内や転職時に周りの人よりも英語ができることをアピールをしたい、そんな想いはありませんか??
そこでおすすめなのがTOEIC S/W(Speaking/Writing)テストです。
公式サイト:https://www.iibc-global.org/toeic/test/sw.html
しかし、受けてみようと思っても、TOEIC R/Lよりもマイナーな試験で、どんな内容が出題されるかもわからない、、、という方も多いはず。
そこで、今回の記事ではTOEIC S/WのうちSpeakingの出題内容についてご説明します。
↓TOEIC Writingテストについてはこちらをご覧ください↓
実際に私もTOEIC S/Wの勉強・対策を行いました。
そして受験した経験をもとに全5パートについて、ポイントをわかりやすく解説しますので、受験しようと思っている方はぜひ最後まで目を通してください。
スピーキングテストの問題構成
TOEICスピーキングテストの問題は大きく5問構成です。
Part1 : Read a text aloud
まずは音読問題です。
画面に表示される50語前後の英文を音読するテストです。
問題数は2問です。
発音、強弱、言い間違いなどを評価されますが、時間には余裕があるため、焦らず正確に読んでいきましょう。
音読時間の前に準備時間が45秒間ありますので、そのタイミングで一度読んで発音を確認しておくことが大切です。
Part2 : Describe a picture
Part2は写真描写問題です。
画面上の写真の内容を説明するテストです。
こちらも2問出題されます。
写真の特徴をうまく伝えられるかといった点が採点ポイントになります。
Part1と同様に45秒間の準備時間がありますので、最終的に自分の感想まで含めてまとめられるように準備を行いましょう。
Part3 : Respond to questions
Part3は応答問題です。
このパートでは身近な問題について電話での会話をしている設定で、3つの質問を受けます。
準備時間が3秒と短く、実際の会話のようにすぐに受け答えができるかという力を採点されます。
話の内容自体は難しくないため、基礎的な文法が身についていて、適切に簡潔に応答できれば問題ありません。
なお、質問はパソコン画面に順番に表示されるため音声は緊張せずに楽に聞きましょう。
問題数は3問です。
Part4 : Respond to questions using information provided
Part4は「提示された情報に基づく応答問題」です。
画面に表示された資料を見ながら、電話での問い合わせに応答する設定のテストです。
2問は15秒、もう1問は30秒で答える形式です。
まずは資料から正確な情報を探すこと、そしてそれを正確に伝えることがキーになります。
各問の準備時間は3秒と少なく、瞬発力を問われますが、資料を読む時間は45秒間あるため、落ち着いて確実に情報をインプットしましょう。
Part5 : Express an opinion
Part5は意見を述べる問題です。
あるトピックに対する意見を60秒で伝えるテストです。
問題数は1問で、準備時間は30秒あります。
問題/トピックは表示されているので、落ち着いて準備をすることが大切です。
ポイントとしては、まず意見を主張すること、次にその理由、そして具体例といった構成で話せると説得力のある解答となり高得点につなげることができるので、練習の時から意識してみてください。
点数を取るコツは??
続いて点数を取るためにすぐに取り組める”コツ”を2つご紹介します。
適切なメモをとる!
TOEIC S&Wのスピーキングテストではメモを取ることができます。
そのメモの仕方で高得点につなげることができますので、ポイントを押さえておきましょう。
たとえば、Part2の「写真描写問題」であれば、写真の中にあるものを文字にしておくと、言い詰まることなく話すことができます。
また、Part4の「提示された情報に基づく応答問題」においては、問い合わせの内容は表示されていませんので、リスニングのメモとして残すことが必要です。
そして、Part5「意見を述べる問題」では以下の項目をメモするように心がけてください。
- 自分の意見
- もっとも大きい理由を一つ
このメモを書いておき、話すときに自分の考えが分からなくならないように、論理が曲がらないように解答できればしっかりと点数を取ることができます。
無言の時間をなくす!
どの問題も解答時間は数十秒と限られています。
その中で無言で時間が過ぎてしまうのは非常にもったいないです。
ポイントとしては3秒以上無言が続かないようにしてください。
当たり前ですが、何も話さないと何も伝わりません。
採点する側からすると、「なかなか次のフレーズが出てこないんだな」と判断されてしまいます。
- 解答開始のブザー音が鳴ったらできるだけすぐに最初の一言目を話し始めること
- Well,…(そうですねぇ、、)やActually,…(実はですね、、)などで間をつなぐ
- 3秒以上無言を続けない
上記の3ポイントを抑えて、とにかく何か話す何か伝えるようにしましょう!
目標は130点??
では一体、TOEIC スピーキングテストでは何点とれればいいのでしょうか?
私は一般的には130点以上取れたら自信を持っていいと思います。
理由は以下の相関表↓から、スピーキングで130点だとTOEIC L/Rで710点に相当するレベルだからです。
あくまで換算表ですので、完全に等しいかと言えばそうではありませんが、現状、多くの人がこの表をもとによく知られている通常のTOEICに置き換えると思います。
ただ、TOEICで700点台をだすのも簡単ではないようにスピーキングテストで130点を取るのも容易ではありません。
そのため、先ほどの換算表をもとに、自分なりの目標を定めてみてください。
そして、少しづつでも目標点数に近づけるように、日々英語の勉強に励みましょう。
まとめ
今回の記事では、TOEICスピーキングテストについて出題内容と高得点に向けたポイントをご説明しました。
まずは各問題の内容を頭に入れること、そして適切にメモを取り、とにかく話すことでしっかりと点数を稼ぎましょう!
まだマイナーな試験ですので、どういった勉強をするべきか、どう生かしていくかはこれから模索していくことになると思います。
おすすめのS/Wの対策本をご紹介しますので、ぜひ参考にしてください↓↓
まずはできる対策をしっかりとして、受験に挑みましょう!
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